鳥のうた、魚のうた

鳥のうた、魚のうた

メディア 単行本
著者 小島水青
発売日 2012/06/01
判型 四六判
JAN/ISBN 9784840145879
価格 1,404円(税込)

商品詳細

第6回『幽』怪談文学賞 短編部門大賞受賞作

■ポイント

おそろしくうつくしい怪奇幻想短篇集。 端正な文章なのに、生理的嫌悪感や本能的恐怖を巧みに呼び起こす、新人離れした筆致。 異形がうごめく中になつかしさと美しさがきらめく、怪奇幻想的な作風。  岩井志麻子氏「この気持ち悪さ、不気味さは、私のなかで一番でした」 京極夏彦氏「ラストの台詞が秀逸。これがすべてを言い表している」 (『幽』16号掲載の選考会リポートより)

■内容

第6回『幽』怪談文学賞短編部門大賞受賞作。 選考委員(岩井志麻子、京極夏彦、高橋葉介、南條竹則、東雅夫)感嘆! おそろしくうつくしい、昭和を主な舞台とした異界の怪奇幻想短篇集。  受賞作あらすじ●かつて老婆が住んでいた、いまは無人の廃屋に棲み付き、流行歌「木綿のハンカチーフ」を調子外れに歌う鶏。人の頭を付けたこの奇妙な生き物は私の姉だ。不吉な予言を奇声とともに口走る彼女に秘かに会いに行っていたある日、私は同じクラスの尾崎から、件の廃屋に呼び出される。そこには、溺死した少女の謎がからんでいるようなのだが……。昭和の日本を舞台にした作品を中心に、異形がうごめく中になつかしさとうつくしさがきらめく怪奇幻想的な作風。受賞作に書き下ろしを加えた全6編を収録。誰しもが過ごしてきた子ども時代、一歩外れたそこにはこんな異世界が広がっていたのかもしれない……。岩井志麻子氏「この気持ち悪さ、不気味さは、私のなかで一番でした」京極夏彦氏「ラストの台詞が秀逸。これがすべてを言い表している」(選考会リポートより)装画は、怪談えほん『いるのいないの』(文/京極夏彦)も話題の町田尚子。

■著者

小島水青  こじま・みずお●1970年、埼玉県生まれ。東京デザイナー学院編集デザイン科卒業。会社員。2011年、「鳥のうた、魚のうた」で、第6回『幽』怪談文学賞短編部門大賞を受賞。書き下ろしを加えた短篇集『鳥のうた、魚のうた』を2012年刊行。本書がデビュー作となる。趣味は絵画鑑賞。虫好き。ペンネームの由来は蛾のオオミズアオ。

関連商品

この著者の商品