• 文庫J
  • フラッパー
  • アライブ
  • ジーン
  • 文庫J
  • フラッパー
  • アライブ
  • ジーン
  • MFブックス
  • 文庫J
  • フラッパー
  • アライブ
  • ジーン
  • MFブックス
  • コミックフルール
  • コミックエッセイ劇場
  • あたしんちWEB
  • あたしんちWEB
  • はなかっぱ
  • えむえふキッズ
  • フルール
  • Mei
  • FABTONE
  • RADTONE
  • XTALRECORD
  • GOONTRAX
  • CLUSTERSOUNDS
  • ange
  • えむえふキッズ
  • ダンボール戦機キャンペーン
枯骨の恋(ここつのこい)

枯骨の恋(ここつのこい)

メディア 単行本
著者 岡部えつ
発売日 2009/06/05
判型 四六判
JAN/ISBN 9784840127974
価格 1,404円(税込)

商品詳細

女の部屋の何もない壁際には、捨てた男の骸骨が立っている・・・・・・

■ポイント

著者よりコメントが届きました―――どの物語にも、30代から40代の女性たちが出てきます。いわゆる「アラフォー」というくくりに入る女たちですが、世間で認識されている<経済的余裕のある自立した女>とは、みんなほど遠い。しかし、わたしにとってはこちらのほうが断然リアル。そして、魅力的です。この魅力的な女たちをつきつめて書いていたら、こんな7つの物語が生まれました。若さという魔法を失い、しかし女という性は円熟期を迎えた女たち。きらびやかなスポットの当たる舞台からは外れた場末で溺れかけながら、それでも素直に貪欲に、誇りを捨てずにしぶとく泳ぎ続ける彼女たちの姿を、わたしもまた同じ水の中で溺れかけ、もがきながら書きました。真千子、摩子、沙江、泰子、奈々絵、由梨絵、由実、千波、誠子、千穂、名の無いわたしやあたし。作者であるわたしの中にいる者もいない者もいますが、わたしは彼女たちを全員、愛してやみません。本を手にとってくださる女性たちの中にも、きっと真千子や由実がいるでしょう。読みながら、そんな自分の内なる女たちをぞわぞわさせていただけたら、本望です。女たちが抱える黒いしこりを描くのに、怪談ほどぴたりとくる手法はありません。長年読み継がれ語り継がれた怪談話に女の物語が多いのも、そのせいではないでしょうか。

■内容

まもなく40の真千子が独りで住まうアパートの部屋の何もない壁には、かつて捨てた恋人、博也の骸骨が立っている。20代の一時期を共に暮らした博也は、真千子と別れて間もなく病死。捨てたといううしろめたさが骸骨という幻影を生み続けているのだ。知り合ったばかりで愛情のまだない男を初めて部屋に入れた夜、暗闇の中で真千子は、男の愛撫に博也の癖を見つける。今自分を陵辱しているのが何者なのか、明かりがついたとき、真千子が見たものとは……。受賞作の表題作をはじめ、男女のエロスと心の闇を描く傑作怪談全7編。

■著者

第3回幽文学賞短編部門大賞受賞者。1964年、大阪府生まれ。群馬県育ち。「きらら携帯メール小説」で月間賞を受賞。『てのひら怪談』にも作品が収録されている。本作品がデビュー作となる。

関連リンク

■関連サイト

http://joshuonna.exblog.jp/

この著者の商品